5月の終わりにX100Vを手に入れてからすっかり虜になってしまいました。
X100Vをお迎えした経緯はこちら⇩
最初にX100Vを知るきっかけになったのは #クラシックネガ で流れてきたTwitterのTLでした。
TLでクラシックネガを見たときはノスタルジックさを感じると同時に、まさに “エモい”と言う表現がふさわしい色合いにワクワクしたのを覚えています。
今までは色鮮やかな【映える】写真を好んで撮影の参考にしてきた私にとって、落ち着いた彩度の【味のある】クラシックネガの色調に一撃でやられてしまいました。
カメラを始めた10年前ではなく、歳を重ねた今だから刺さったってことなのかな。
今までのカメラとの付き合い方は「このカメラ使ってみたい…」から始まって、その中で「良い写真撮れたらラッキー」というスタンス。
そう、ただのカメラ好き。
カメラを「愛でる」のが好きなだけで特に詳しいわけではなく、気になったカメラはそれなりに使ってみて「綺麗な景色をそれなりに撮る」っていう記録するためだけのものだったような気がします。
ただのカメラ好きな私が、写欲の上がるクラシックネガに出会い、ただ嬉しくて取り憑かれたように毎日調べまくってました。
ただFUJI機と接するのが、20年前に使っていたFine Pix40i以来ということもあり、クラシックネガどころかフィルムシュミレーションすらも知らず、出てくる情報のすべてが新鮮でまたワクワクが止まりません。
そして分かったことは、クラシックネガが2019年以降に登場した新しいフィルムシミュレーションだということと、X-Pro3、X-T4、GFX、X100Vに搭載されているということ。
実はこのときに、次に買うカメラはコンパクトな機種と決めていました。
というのも1年前に頚椎ヘルニアになり、今まで使っていたa7Ⅲを持ち出すことすら億劫になってしまって、すっかり写真を撮る機会が減っていたから。
そうなると、必然的にX100Vに絞られました。
そこで次はX100Vについての情報収集。
X100Vはコンデジという位置づけのカメラ。だけど、APS-Cでファインダーがある。(しかもOVFとEVFが切り替えられる)
そしてF値2.0。
さらに防塵防滴。
まさに望んでいたもののすべてがここにありました。
そして決定的になったのはその見た目。そのクラシカルなルックスに撃沈。
クラシカルなデザインの中に、ギュウギュウに詰め込まれた最新の技術って…最高…もう好き…
コンデジとはいえ、なかなかお高めで簡単に出せる金額ではないけど、気付いたときはX100Vを手にしてました。
こう思い返すとクラシックネガを知ったときから、X100Vはあっというやってきたことになります。
「今までとは写真に対する接し方が絶対変わる」と確信したこともX100Vの購入動機になったのかもしれません。
実際に使ってみてFUJIFILM独特の操作性に戸惑ったりもしましたが、そんなものは使えば慣れるもの。
X100Vはたくさん触って覚えるのが楽しくて仕方がないカメラです。
まだX100Vを思いきり楽しんでる最中ですが、すでに先日発売されたX-S10が少し気になっています。
これが、FUJIFILMの色にハマるということなのですか…??
コレが噂の“FUJIの病”なのですか…??
でもハマる怖さと同じくらい、いやそれ以上に、FUJIFILMと始める新しい旅にとてもワクワクしています。